乳がん検診
乳がんを予防することはできませんが、もし乳がんに罹患しても早期に発見できればほとんどが治癒する時代です。早期発見に大切なことは、定期的なマンモグラフィ検診と自己検診です。
乳がん検診では、視触診(必要な場合のみ)、マンモグラフィ撮影を行いますが、日本人女性の乳房の特徴から、マンモグラフィのみで早期発見ができない方もいます。
当院では、乳がんの早期発見と乳がん検診の利用拡大のため、2016年9月に高画質で鮮明な画像が即時に確認できる3Dマンモグラフィを導入しました。
この装置の特徴として、下記のものが挙げられます。
- 撮影後、画像の表示まで約5秒と非常に速い
- 高精細のモニタを用いることで、フィルム出力がなくなり、さらに詳細な病変の観察がしやすくなる
- 放射線による被ばく量が従来よりも30%低減できる
- 3Dマンモグラフィ:トモシンセシス(多方向から撮影【30枚~60枚】し、デジタル処理で断層像を作ることにより、乳房内部に隠れた病変をより正確に発見しやすくなる)撮影ができる
- マンモトーム生検:乳房を圧迫した状態で、病変のある部位に針のような機械を刺し、細胞を切除・吸引し、その後病理検査によって確定を行うことができる
- 道内に数台しかなく、空知管内では初導入の装置
4.の3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)はオプションとして990円(税込)となっていますが、当院の女性職員の声を聞き、費用を非常に低く抑えました。
是非、ご自身のために、大切なご家族のために乳がん検診を受けてみませんか?
検診料金
検診料金 | 50歳未満 7,150円 |
50歳以上 6,050円 | |
3Dマンモグラフィは +990円(すべて税込) |
予約・お問い合わせ
砂川市立病院 健診センター 電話 0125-54-2131
授乳中の方へ......乳がん検診を受ける際のお願い
3Dマンモグラフィ(トモシンセシス)について